ハンガリーでの1時間


もう何度目だ! この曲を投稿するのは‥‥。それにしても名曲。素晴らしい。

まずヴェーセンの素晴らしいところは音のボリュームのレンジがすごく広いところだ。まだ私が彼らを知らなかったころ、私はフロントのスピーカーの音を大きくしたくて仕方なかった。今でこそ、ウチにはラウーというロックバンドがいるが(笑)、私はヴェーセンをロックバンドとして売りたかったのだ。だから音を大きくしたいくて、いつもバンド側と喧嘩になった。で、もちろん私がだいたい折れるんだけどね。バンド側の主張は音を大きくしちゃうと、音のレンジが効果的に表現されないと言うことだった。確かに大きい音で聴くと、小さい音も大きく聴こえて、あまり効果的ではない。ちゃんと適正ヴォリュームというのがバンドには存在するのだ。

そしてヴェーセンの丁寧なボリュームコントロールは、やはりこのバンドのライブの売りだ。こんなにも楽曲を大切に演奏するバンドはいない。私も学んだよ。で、加えてウーロフはPAが大嫌い。NO PAが大好き。だから今回もおそらく札幌にいくまでPAはいっさいなしだ。すべてアコースティックのライヴになる。札幌でもPAにトラブルがあれば、NO PAでやる、と言い出しかねないから恐い。

で、またもや、この「ハンガリーでの1時間」。ライヴでもやっぱりこうしてレコーディングしちゃうと、どうしても音のレンジが狭くなるね。本当のライヴではもっと小さい音は小さく、大きい音は大きく聴こえる。それがグネグネと聞こえ、大きな音のところでは大きな波が押し寄せてくるような感じがして、めちゃくちゃ臨場感を感じるのだ。それがヴェーセンのライヴの最大の魅力だと私は思う。もちろんこの映像作品は私が作った原盤なので、そのへんには最大限に気を使った、、、つもりだけど、やっぱり録音しちゃうとレンジは狭まるねぇ、、、なんでだろね。

この曲はミッケとローゲルの共作だ。どこをミッケがどこをローゲルが書いたか、実ははっきりと決まっている。メインのメロディを書いたのはミッケで、ミッケの書いた部分は2:32まで。
2:33からはローゲルが書いたメロディが始まる。すごいよねぇ! こんなに単純なメロディなのに! そしてまた3:19、またミッケのメロディに戻る頃には、本当にウォームアップされているっていうか。最高に気分は盛り上がる。3:29-31のローゲルのベースライン、すごいよ! そして、もちろん3:31からのミッケの変則技も効くよなぁ!!まったく。その後ろのローゲルのベースもすごい。3:43からのミッケのヴィオラは、もう天才としか言えない。そしてミッケのスケール弾きが3:55からあがっていくところも。くーーーーっっ。うま過ぎ!!

いい曲だなぁ、ホント。ホントいい曲だ。4:10からウーロフが演奏するローゲルが書いたメロディは、なんだか天から雲を割って光が降りてくる、、、そんな感じだよ。かーーーっ。やばい。そして4:32から。これこそ圧巻。この分厚い感じ。単純なメロディがここまで行ってしまう、その感じ。これこそヴェーセンの魅力なのだ。そして再びウーロフが1オクターブ上を演奏する頃には(4:55)もう楽曲は、、そのまま天に上っていくのであった(爆)。

これがね、インストを楽しめない人とか、ニューエイジみたいなペッタリの音楽を聴いている人ってメインのメロディしか追いかけられない耳になっているらしい。ちゃんと細部を味わいましょう。じゃないとヴェーセンだけじゃなく、ウチのバンドの良さは分からないと思う。
by musicplant | 2009-04-17 02:28 | ヴェーセン
< 前のページ 次のページ >



ウェブマスター日記
by musicplant
THE MUSIC PLANT
カテゴリ
全体
メアリー・ブラック
ポール・ブレイディ
ロリーナ・マッケニット
ヴェーセン
ルナサ
マーティン&デニス
アイヴォール
フルック
スヴェング
ロビン・ヒッチコック
クライヴ・グレッグソン
ブー・ヒュワディーン
グレン・ティルブルック
クリス・ディフォード
ラウー
アラマーイルマン・ヴァサラット
マイケル・マックゴールドリック
デイヴィッド・マネリー
マイナス5
エス
グラーダ
シャロン・シャノン
リアダン
エミリー・スミス
ザ・コローナズ
JPP
ノルディック・トゥリー
ティト・キカス
ヨハンナ・ユホラ
ベラ・ハーディ
ケンソー
私の好きなこの一曲
私の好きなこの一冊
日記
連絡
ラジオ
携帯より
未分類
以前の記事
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
2008年 04月
2008年 03月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 07月
2007年 06月
2007年 05月
2007年 04月
2007年 03月
2007年 02月
2007年 01月
2006年 12月
2006年 11月
2006年 10月
2006年 09月
2006年 08月
2006年 07月
2006年 06月
2006年 05月
2006年 04月
2006年 03月
2006年 02月
2006年 01月
2005年 12月
検索
ネームカード
XML | ATOM

skin by musicplant